むかしむかし、さぬき生駒の殿様の時代のお話です。
お姫さまに「おまきさん」と呼ばれるかわいらしい少女がお仕えしておりました。お姫さまが重い病気にかかったとき、「おまきさん」はそれを自分の身にうつし受けようと進んで島流しとなりました。
「おまきさん」は間もなく島で亡くなりましたが、同時にお姫さまの難病も不思議に全快したと伝えられております。
「おまきさん」は後に人形に形造られ、高松張子「奉公さん」として人々に愛されております。
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