ブックタイトル高松商工会議所キラリ企業セレクション2016

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概要

高松商工会議所キラリ企業セレクション2016

段ボールの需要は伸びていますか? Q 残念ながら四国での需要は減少傾向です。一方で、新しい需要も生まれています。従来木製であった物流の土台・パレットを段ボールで作ったところ、使用後の処理が容易、海外輸出の登録が簡単などの理由で、とても喜ばれています。軽くて強度のある新素材「リボード」も、展示会のブース設営に使いやすいと、注目を集めています。取引先は四国がメインですか? Q 良い製品とサービスなら全国で…と考えると思いますが、段ボールはかさばるため、運送コストがかかります。どうしても地域の需要がメインになります。全国から注文を受けるためには、独自の商品が必要です。軽くて火に強い新素材「リボード」は、その可能性を持っています。若い世代の発想で、うまく活用してほしいですね。太陽光発電にも力を入れる理由は? Q 利益を生むために企業活動を行っていますが、「将来のために何ができるか」ということも同じように大切に考えています。太陽光発電は利益よりも、これからの世代のことを考えての活動です。環境のために、できるかぎりのことを協力していきたいと考えています。 「お客様、お取引様、社員の満足いただける真の豊かさの提供」を理念とする、段ボールを柱にした総合包装企業です。太陽光発電、リボードなど、将来を見つめた活動に積極的に取り組んでいます。 初めて段ボールが作られる過程を見て、手作業の多さに驚きました。大成段ボールさんは、目先の利益だけでなく、長期のスパンで会社のことを考えており、素晴らしいと感じました。新素材リボードの事業展開にも期待したいです。代表取締役社長安藝 愼二今まで一番苦労した製品は何ですか? Q 製品ではありませんが、徳島のイベントのために製作した段ボール製の船には苦労させられました。ただ浮くだけなら簡単ですが、実際に人が乗れる船を作ってほしいとの依頼だったので、その点が難しかったですね。試行錯誤の結果、無事、子どもたちを乗せて、ひょうたん島を1周できました。R E P O R T段ボールの可能性に挑戦。大成段ボール株式会社大成段ボール株式会社香川県東かがわ市湊1945TEL:0879-25-1155FAX:0879-24-1316設立:昭和37年7月19日資本金:3,000万円売上高:12億従業員数:50名http://www.taisei-dan.com/工夫次第で用途が広がることに感心複雑な形状も自動でカットできます箭崎専務取締役デザインソフトで名刺づくりに挑戦!01香川大学経済学部2年 遠藤さん