ブックタイトル高松商工会議所キラリ企業セレクション2016

概要

高松商工会議所キラリ企業セレクション2016

競合スーパーとどこで差別化していますか？ Q　スーパーマーケットの競合は同業者だけでなく、コンビニやドラッグストアも含まれます。その中で差別化するために、新機軸店「グランデリーズ」をはじめ、食品スーパーとしての強みを打ち出しています。各売り場の専門店化、焼きたてパンや産直コーナーの設置など、毎日通いたくなる魅力があふれる店舗を目指しています。どのような場所に出店していきますか？ Q　お総菜コーナーなどは、宇多津にある直営工場と連携して動いています。おいしいものを新鮮なうちに届けるため、工場から２時間以内に届けられる範囲を中心に出店しています。店舗として大切なのは、地元の方に必要とされ、愛されること。そのような場所への出店計画が、現在いくつかあります。お総菜の商品開発の頻度はどのくらいですか？ Q　１週間に20?30の商品を考案しています。試作した総菜を経営幹部も試食して、そのうち１品が採用になれば上出来です。採用になった新商品は、実際に店で販売した反応を見ながら、さらに改良を加えています。商品開発では、女性の視点が役に立つ場合が多いですね。　「健康とおいしさ」を理念として、地域のお客様の生活向上に貢献しています。新スタイル店「グランデリーズ」も加わり、より一層、食生活が楽しく豊かになるライフスタイルを提案していきます。　お弁当や食材の製造工場から２時間以内に配送できる圏内だけに、店舗を展開する考え方に感心しました。スタッフをキャストと呼び、お客様から総菜づくりが見えるようにするなど、テーマパークのようなスーパーマーケットだと思いました。マルヨシセンター太田店 副店長黒川 雅人R E P O R Tおいしさで地域を豊かに。株式会社マルヨシセンター株式会社マルヨシセンター香川県高松市南新町4-6TEL：087-831-9191FAX：087-863-4959設立：昭和36年3月資本金：10億7,799万円売上高：407億円（2015年2月）従業員数：493名http://ww2.maruyoshi-center.co.jp　17香川大学経済学部1年 芳原くん先輩社員に聞きましたクレームがくることはありますか？ Q　お客様からはさまざまな声をいただきます。その中には「商品の並べ方が悪い」など、お叱りを受けることもあります。お叱りの声はマイナスに感じるかもしれませんが、すべて店への期待の現れです。「こんな店になってほしい」という理想を教えてもらっていると考えて、プラスに受け止めています。トレンドを押さえたお総菜の数々売り場にはスタッフのアイデアが凝縮しています渡辺さん食材の使い方がよくわかるレシピ