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LOBO調査10月結果速報

2018年10月10日更新

業況DIは、回復に遅れ。先行きは不透明感を拭えず、横ばい圏内の動き

調査期間:2018年10月16日~22日

調査対象:全国の423商工会議所が3,735企業にヒアリング

(内訳)建設業619 製造業825 卸売業436 小売業775 サービス業1,080

調査項目:今月の売上・採算・業況等についての状況(DI値を集計) および自社が直面する問題等

※DI値について
DI値は、売上・採算・業況などの各項目についての、判断の状況を表す。ゼロを基準として、プラスの値で景気の上向き傾向を表す回答の割合が多いことを示し、マイナスの値で景気の下向き傾向を表す回答の割合が多いことを示す。したがって、売上高などの実数値の上昇率を示すものではなく、強気・弱気などの景気感の相対的な広がりを意味する。

DI=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合)
業況・採算:(好転)-(悪化)  売上:(増加)-(減少)

 

2018年10月調査結果の概要

 10月の全産業合計の業況DIは、▲17.2と、前月から▲1.2ポイントの悪化。台風21号や全国的な異常気象の影響による農産物の出荷量減少・価格上昇により卸売業の業況感が悪化した。中小企業の景況感は、産業用機械や自動車、電子部品関連、建設業の堅調な動きに下支えされているものの、燃料費・原材料費の上昇や深刻な人手不足、最低賃金改定による人件費の上昇、根強い消費者の節約志向が足かせとなっており、回復に遅れがみられる。  

 先行きについては、先行き見通しDIが▲16.8(今月比+0.4ポイント)とほぼ横ばいを見込む。秋の行楽シーズンや年末年始の商戦を契機とする消費の持ち直しやインバウンドを含めた観光需要拡大、生産・設備投資の堅調な推移への期待感がうかがえる。他方、人手不足の影響の深刻化や、燃料費・原材料費の上昇、コスト増加分の価格転嫁遅れ、米国の保護主義的な関税措置に端を発する貿易摩擦、消費増税の影響を懸念する声も多く、中小企業の業況感はほぼ横ばいで推移する見通し。

 

四国ブロックの概況

 全産業の業況DIは、前月と比べほぼ横ばい。

 産業別にみると、サービス業で悪化、その他の4業種で改善した。各業種から寄せられたコメントは以下のとおり。

  • 「7月の西日本豪雨や相次ぐ台風の影響から、国内外問わず観光客が減少し、売上悪化となった。行政による復興支援策に期待しつつ、自社でも風評被害の払拭に向け、PR等に取り組まねばならない」(宿泊業)
  • 「輸出を中心に受注は好調だが、米中の貿易戦争が激化すれば、売上の悪化は避けられない」(産業用機械製造業)
  • 「天候不順や消費者の節約志向の影響から、受注が減少し、売上悪化となった。現状を打開するため、ネット通販への進出を検討している」(衣料品卸売業)

 業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べ悪化の見込み。

 産業別にみると、建設業、製造業、小売業で悪化、その他の2業種で改善の見込み。

 

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