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LOBO調査2月結果速報

2018年4月9日更新

業況DIは、3カ月ぶりの改善。先行きは回復への期待感あるも、ほぼ横ばい

調査期間:2018年3月14日~20日

調査対象:全国の422商工会議所が3,887企業等にヒアリング

(内訳)建設業653 製造業842 卸売業465 小売業777 サービス業1,150

調査項目:今月の売上・採算・業況等についての状況(DI値を集計) および自社が直面する問題等

※DI値について
DI値は、売上・採算・業況などの各項目についての、判断の状況を表す。ゼロを基準として、プラスの値で景気の上向き傾向を表す回答の割合が多いことを示し、マイナスの値で景気の下向き傾向を表す回答の割合が多いことを示す。したがって、売上高などの実数値の上昇率を示すものではなく、強気・弱気などの景気感の相対的な広がりを意味する。

DI=(増加・好転などの回答割合)-(減少・悪化などの回答割合)
業況・採算:(好転)-(悪化)  売上:(増加)-(減少)

 

2018年3月調査結果の概要

3月の全産業合計の業況DIは、▲15.8と、前月から+1.3ポイントの改善。電子部品や産業用機械、自動車関連の生産が全体を牽引したほか、インバウンドを含む観光需要や都市部を中心とした再開発、設備投資が引き続き堅調に推移した。他方、深刻な人手不足や原材料費・燃料費の上昇、食料品・日用品に対する消費者の低価格志向を指摘する声は依然として多い。中小企業の景況感は、総じて緩やかな回復基調が続いているものの、その動きは力強さを欠いている。
 先行きについては、先行き見通しDIが▲14.0(今月比+1.8ポイント)と改善を見込むものの、「悪化」から「不変」への変化が主因であり、実体はほぼ横ばい。個人消費の持ち直しやインバウンドを含めた観光需要拡大、生産や設備投資の堅調な推移への期待感がうかがえる。他方、人手不足の影響拡大や、原材料費・燃料費の上昇、コスト増加分の価格転嫁の遅れ、米国による追加関税措置の影響など世界経済・貿易に対する先行き不透明感を懸念する声も多く、中小企業の業況感はほぼ横ばいで推移する見通し。

 

四国ブロックの概況

 全産業の業況DIは、前月と比べほぼ横ばい。産業別にみると、建設業、製造業、小売業で改善、その他の2業種で悪化した。各業種から寄せられたコメントは以下のとおり。

  • 「ホテル建設などの民間工事は多く、売上は堅調。だが、警備員の不足などにより、工事を手配ができないことが増えており、今以上の売上改善は見込めない」(管工事業)
  • 「昨秋から続いた農産物の高値が和らいできたため、採算には改善の兆しが見られるものの、消費者の低価格志向から夜の宴会需要は低迷しており、売上減となった」(飲食業)
  • 「原材料費や燃料費の上昇などが見られるものの、諸経費の削減で何とか乗り切っている。だが、これ以上のコスト増となれば、価格転嫁も検討せざるを得ない」(プラスチック製品製造業)

業況の先行き見通しDIは、全産業では今月と比べ改善の見込み。産業別にみると、建設業で悪化、その他の4業種で改善の見込み。

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